猫から見たK-POP

ガールグループ中心に思ったこと書いてます。

2019年のKPopをさっと振り返る

時すでにねずみ年ですが、去年ブログで扱いきれてなかった2019年のアイドルと曲について思い出しながら書いておこうという記事です。一応まだ旧正月前なので、こういう振り返る系の記事を書いても許されるはず。 ちなみにKPopアイドルシーンの1年にどんな曲…

年の瀬に思うKPopの行方

毎年この時期になると「今年は色々あった」とか言いたくなるんですが、でも2019年のKPopシーンは本当に色々ありました。 思い出した順に並べてみただけでも、PRISTINの解散やモモランド&Cherry Bulletからの複数メンバー脱退に、TWICE・ミナさんの休養とか…

とあるWIZONE、このひと月の回想

KPopを好きになって3年が経った今日この頃、私はこれまでファンとして幸せな日常を偶然にも過ごせていただけだったという事を強く感じています。 というのも、ガールグループを中心に追いかけているということもあるかもしれないけれど、推してるグループや…

愛と正義とIZ*ONE

韓国の「PRODUCE」シリーズ。この大人気サバイバルオーディション番組における投票数の不正操作が明らかになり、KPopシーンが揺れています。 アン・ジュニョンプロデューサー「PRODUCE 48」の投票操作も認める…シリーズ2作品への関与に衝撃 - ENTERTAINMENT …

敗者なきカムバ戦争。「Queendom」

世間を騒がすプデュ不正疑惑の中心で厳しい視線を浴びているエムネット。 そんな彼らが騒動の最中でもお構い無しに放送していたアイドルサバイバル番組が「カムバック戦争・Queendom」でした。 アーティストたちが互いを配慮するため、カムバック時期が重な…

1周年で改めて考えるIZONEの魅力と、そして衣装

早いものでデビューからもうすぐ1年が経ち、ファンミやらツアーやらでIZONEを追いかけながら、自分の額のWの刻印が濃くなるのを感じる今日この頃。ブログのグループカテゴリーでもIZONEがダントツになってるし、ここまでになるとは一年前には予想してなかっ…

歌われてはならない鎮魂歌。IZONE「Vampire」

先日のさいたまスーパーアリーナにおいて初めてのコンサートツアー最終日を大盛況の中で迎えたIZONE。 ちょうどサードシングル「Vampire」の発売日と重なったいうことで、日本コンサートでのセットリストに初めて変更が加えられてこの曲が披露されていました…

PRODUCE48からもう1年

PRODUCE48の放送が終って、もう1年。早いとは言いたくないけど、時間が経つのはやっぱり早い。 例の騒動であったり間近に迫ったプデュJAPANの開始だったりと、賛否が渦巻く中でもプデュという存在が持つエネルギーは相変わらず大きいままのようです。 そんな…

EVERGLOWにWEKI MEKIに公園少女、みんな順調な夏。

世間では色々と騒々しいことも多いようですが、KPopシーンの7、8月はとても順調でした。 ITZYやレッベルといったビッグネームを始め、EVERGLOW・WEKIMEKI・公園少女といった、このブログ的に気になる新人・中堅どころのグループも数多くカムバして華やかな競…

Rocket Punch「BIM BAM BUM」で鮮烈なパンチ

先日8月7日、KPopアイドル界を代表する中堅事務所であるウリム・エンタテイメントから、Lovelyz以来およそ5年ぶりとなるガールグループ・Rocket Punchが誕生し、デビュー曲「BIM BAM BUM」が早速好評を得ているようです。 www.youtube.com 落ち着いたイント…

どうなるプデュ

大人気サバイバルオーディション番組「PRODUCE101」シリーズの未来はどこにあるんでしょうか。 先ごろ放送を終了したシリーズ第4弾「PRODUCE X101」の最終投票結果の数字に不自然な操作の痕跡を見つけたネット民の告発からはじまった真相究明の声に対し、し…

「留学少女」が映した、見えない壁

Kpopに憧れる女子を世界中から10名集め、アイドルさながらの集団生活を通して韓国の様々な文化に触れたり、プロのトレーニングを経験したりしながら最終的にオリジナル曲「POPSICLE」を完成させて放送を終えたエムネットの番組「留学少女」。 西欧を中心とし…

fromis_9の安心、宇宙少女の変身、あとCLCにHighlight

もう夏だからなのか分かりませんが、ちょっと最近ガールグループのカムバラッシュがすごい。 しかもスルーするわけにはいかないグループが多くてブログ的には焦りを感じる中、この記事ではとりあえず気になった曲について触れたりしています。 fromis_9「FUN…

IZ*ONE「Buenos Aires」で思うこと

日韓混成というKPopグループはもう全然珍しくないけれど、そのひとつであるIZ*ONEだけが持っている特徴といえば、日本と韓国それぞれで異なるアイドルプロデュースを受けている点だと思います。 韓国におけるアイズワンはまさにKPopグループそのもの。「今の…

Weki Meki「Picky Picky」で弾ける。5月のカムバ振り返り

もう6月になってしまって、チョンソミさんや宇宙少女そしてfromis_9といったアイドルのカムバラッシュが目前ですが、ここでは5月にカムバしたガールグループの中で特に触れておきたいと思った三組について書きます。 BVNDIT「Dramatic」 Lovelyz「Beautiful …

この愛はワイルド。IZ*ONE「Violeta」

「君は私のヴィオレッタ」というサビの歌詞の意味がよく分からなくて。 なので色々と考えて一応結論ぽいものに辿り着いた、という内容の記事です。 「Violeta」のリリース当初は特に思うところは無かったんですが、段々と気になる所が増えてきて、結局4月1…

4年目に帰る場所。OH MY GIRL「5番目の季節」

アイドルのステージが特別な輝きを放つ瞬間は、確かにあると思います。 それは例えば、TWICEの「LIKEY」でダヒョン&チェヨンのラップパートからモモさんのダンスブレイクを経てメンバーが全員集合する一連のシーン。 例えば、IZ*ONE「ラヴィアンローズ」後…

KPopの「日本語版」という難しさ

先日、ついにうちの近所のスーパーにまでTWICEデザインのドリンクが並んでいるのを発見し、とうとうこんな所にまで浸透してきたかと感慨深い気持ちになりました。そしてなにより大阪・東京そして名古屋と続いたドームツアーの大成功も記憶に新しいところです…

ミンジュさんが「猫になりたい」で表現したもの

先日4月1日、「ヴィオレッタ」で華々しく初のカムバックを遂げたIZ*ONE。 セカンドアルバムである「HEART*IZ」は前作同様に多彩で優れた楽曲が多く含まれているだけでなく、元ワナワンのイデフィが作詞作曲した「airplane」や、ミンジュ&仁美が作詞に参加し…

その空席は誰のもの。EVERGLOW「Bon Bon Chocolat」

PRODUCE48を勝ち抜いて見事アイズワンの一員となったチェ・イェナ。 全参加者の中でビジュアル一位に選ばれるも、意外な脱落をする事になったワン・イーレン。 静かにその美貌と実力を示して終盤まで勝ち残ったキム・シヒョン。 この3名が所属する中国企業ウ…

IZ*ONEは2つの人生を生きられるか

先日発表された、AKB高橋朱里さんのウリムエンタテイメントへの移籍&新グループへの加入というニュース。 news.kstyle.com 目が醒めるような驚きを感じると共に、プデュ48の放送終了後、こういう動きをなんとなく期待していたことを思い出しています。 それ…

KPopファンと4つの葛藤

ただ純粋にアイドルを応援していたい、幸せで夢のある世界観に浸っていたいと思うのがファンの素朴な気持ちだとしても、時としてスキャンダルを始めとする様々な障害が姿を現し、現実との戦いを強いてくる。そんな光景はこの界隈の日常だと思います。 しかも…

チョンハ6冠に見る「PRODUCE」後の明暗

最近、気付いたらすっかりアイズワンのプライベートメールを日々の糧にしてしまっています。スマホの通知音と共にKPopアイドルからメールが送られてくるってひとつの発明ではないでしょうか。 さて、BTSの弟「TXT」やTWICEの妹「ITZY」の発表など、新年早々…

KPopのここも好き

前にKPopの好きなところについて書き終わってから、まだ書く事あるな、という事に気付いたので引き続いて記事にしてみたいと思います。 とりあえず私の好きなチョユリさんのシーンから。 チョユリさん、不幸映えするアイドルだなと思います。マッチ売りの少…

KPopのここが好き

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 KPopに心動かされる事が執筆の原動力になってるブログなので、2019年の今年も沢山の記事が書ければと思っています。 チョユリさんが可愛かったので載せました。記事内容とは関係ありません。 …

期待と不安そして誤算。年の境目に思う

今年も残すところあと少し。海外では干支の亥年をストレートにブタ年とか言うらしいですが、この記事ではKPopについて今年感じたことをざっとまとめてみます。 2018年この2曲 まさかの誤算、今月の少女 厚みを増すアイドルシーン IZ*ONEという挑戦 2018年こ…

IZ*ONEについて今思うこと

ちょうど昨年の今頃、2017年12月に横浜で開催されたエムネット・アジア・ミュージック・アワード(MAMA)で「PRODUCE48」の電撃的な製作発表が行われてから1年。夏に放送された番組を通して選ばれた12名は先頃10月末、日韓混成アイドルグループ・IZ*ONEとし…

2019年へ向けて活発化する、TWICE世代のKPop(女子)

早いものでもうすぐ12月。 私はずっと日本のテレビを中心に振り撒かれる年末特有の空騒ぎ感が苦手だったんですが、KPop好きになってからは向こうで開かれる年末恒例の授賞式とか、大型音楽番組が楽しみになってきて、そのおかげでだいぶ救われた気持ちになっ…

越境するKPop、K/DA「POP/STARS」

少し前の話題になってしまいましたが、アイドゥルのソヨンさんがカッコいいことになってたK/DAの話です。 さる11月3日に韓国で行われたeSPORTSの世界大会決勝で突如お披露目されたのが、韓国とアメリカの若手アイドル・ミュージシャン4名によるスペシャルコ…

バラの花冠は女王の証。IZ*ONE「La Vie en Rose」

抑制と高揚、淡白と芳醇、抱擁と平手打ち。 相対する感覚を自在に操ってみせるかのようなIZ*ONE「La Vie en Rose」は、KPopの最先端に狙いを定めた優れた楽曲と高度なダンスパフォーマンスがあるべき一点で火花を散らしたような、圧倒的なデビューだった。 w…