猫から見たK-POP

ガールグループ中心に思ったこと書いてます。

猫から見た「赤頬思春期」

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いかにもインディーズ出身ですって感じのインディーズ出身・女性デュオ「赤いほっぺの思春期」は2016年にデビューしたばかり。

でもひとたび曲を出せば、韓国国内のチャートにおいてTWICEやBTSと互角以上に渡り合う大人気ぶり。

個人的には、音楽番組でたびたびアイドルの一位を阻む謎の二人組がいるなって感じで、名前を覚える事になりました。

アイドルの肩を持つ者として、その存在に対して内心穏やかではなかったんですが、最近になってあっさりはまってしまいました。

いつか日本にも来ないかな!※来ることになりました。

二人がともに作詞作曲を手がけるポップで瑞々しい楽曲と、ボーカルのアン・ジヨンさんによる軽やかで繊細な歌声が最大の特徴。

以下に挙げたのは特に気に入った4曲です。

 

「赤いほっぺの思春期」の名前を一躍世に知らしめることになった「Galaxy(宇宙をあげる)」。

愛の大きさを宇宙に例えて、素直な心を優しく軽快に歌った曲です。Bolbbalgan4の楽曲に広く共通する魅力を備えた代表曲。


初々しい恋心をぎこちなくも遠慮なくぶつけていく、可愛らしさに溢れた一曲、「You(=I)」。

こういう感じがアン・ジヨンさんの声と本当に良く合ってます。

終わってしまった恋を嘆く「Hard To Love(私だけできない恋)」。

こんなの堪えられない、私だけ不公平よっていう理不尽にも聞こえる嘆きと、哀しくも美しい旋律の組み合わせが心に響く。

 

緩急のついた曲調と不意に始まる美しいメロディー。自分の恋心を開け放してみたり、それが急に怖くなったり、「私たち一回付き合って見ない?」という素直で勇気ある歌詞が印象的な「Some」。

韓国出身の女性二人組と聞いても、最初はどんな歌を歌うのか全くイメージが沸きませんでした。アーティスト名も独特だし。0930とかKiroroみたいな人達かな?とか思ってたんですが。

で、上のような曲です。

何度か聞くにつれ、韓国語の響きとアン・ジヨンさんの可愛らしい歌声の向こう側に、2000年頃から今に至る洋楽の女性シンガーソングライターの流れを感じました。繊細なだけでないスケール感と気迫を感じるとでもいうんでしょうか。

紹介が遅れましたが、ギター抱えてる方の人はウ・ジユンさん。

一見するとアン・ジヨンさんが目立つのは確かなんですが、二人合わせてみるとアメリカのカートゥーンの主人公二人組みたいなデコボコ加減があって面白いです。

ちなみにバラエティ番組なんかに出演したとき、妙なフリを受けて立つのはウ・ジユンさんのほうみたいです。「Playing with Fire」とか「Gashina」なんかをひょうひょうと踊ってたりします。そのためギター兼ダンス担当との説も。

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ちなみに英語表記はBolbbalgan4。

Bolbbalganは「頬の赤い」という意味の韓国語の読みで、数字の4のほうは2011年の結成当初から正式デビュー前まで、四人で活動してたかららしいです。脱退とかではなく元々一時的なメンバーだったそう。

「赤いほっぺの思春期」という日本語読みも便宜的なもので、まだ合ってるかどうか分からないです。時には赤頬思春期とか頬の赤い思春期とか呼ばれてます。

呼び方に決着つけるには本人達が日本デビューするしかないんです。どれが正解かはその時分かる。

だから日本にも来てくれないかな。※来ます。