猫から見たK-POP

ガールグループ中心に思ったこと書いてます。

赤頬思春期と新しいKPOPのある風景。

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2月28日ゼップ東京・赤頬思春期の第二部へ行ってきた。

KPOPアイドル(女子)のライブやイベントに顔を出し始めてはや一年。大体のライブの流れや客層については予想がつくようになった。

どのライブでも大体男が半分もしくはそれ以上。年配の方もそれなりに見かける。あとは女子。こちらは若い人がほとんど。

でも今回の赤頬思春期といえば、KPOPの中でもアイドルではなくアーティストという位置。華やかなダンスではなくしっかりとした歌で聞かせる歌手だ。

アン・ジヨンさんは確かに可愛らしくアイドル的人気があるけれど、一体どういう性別・年齢の人が集まるのか、というところに興味があった。

 

結果は、圧倒的女子率。女子がふたりの女子に歓声を送る空間だった。

確かに「思春期」の名前の通り、歌詞も青春の色々を女子目線で綴ったもの中心なので、若い女子が大勢という今回のライブ風景はとても自然なもの。逆に予想出来なかったほうが不思議ともいえる。

しかし、赤頬思春期がここまで素直に受け入れられつつあるというのは、やはり驚きだし、落ち着いて振り返ってみると感動的でもある。

みんなに届いて欲しい、共有したいと赤頬の二人が歌に乗せた想いのようなものが、あっさりと日本の若い人たちにも届いているように見えたこと。加えて、そんな存在が遂にKPOPの世界から出てきたという事実に対して、そう感じた。

女子が多かったという事実だけならBLACKPINKのデビューショーケースもかなりのものだった。でもあの時の武道館では、なにか洋楽のアーティストに対する熱狂と感動に似たものを私は感じた。でも赤頬はそういう感じとはまた違う。

彼女達には少女時代からTWICEに至るまで共通して見られる、これまでに日本で受け入れられてきたKPOPに特有の表面的な特徴はない。お二人とも自然な佇まい、そして可愛らしさを持っている。率直に言うとわりと普通だ。

そんな二人が青春の輝きや嘆きを韓国語で歌い、それが日本の若い人たちの琴線に触れて、多くの人がライブへ足を運んだ。その事実がとても印象的だった。

韓流という言葉が言われ始めてからKPOPが大人気を獲得した現在に至るまで、もう20年近くになる。

今回、赤頬思春期はこれまでにない新しくて感動的な何かを始めて日本に持ち込んだ。それを日本の若い聴衆が受け取ったのを見て、私はそう感じた。

 

以下はライブについての諸々。

アン・ジヨンさんは確かに可愛らしかった。その仕草がいちいち愛らしく、それに客席が悶えるという光景が何度も繰り返されてた。

そこにウ・ジウンさんが毎度いいタイミングで入れる力の抜けた合いの手が、ほんわかした笑いを生んでステージ上は終始楽しくおだやかな雰囲気。

ところが、いったん曲が始まるとやはり凄い。

アン・ジヨンさんの歌声には可愛らしさだけではなく、間違いなく聞く人の感情を揺さぶる特別な力がある。

小鳥が軽やかに飛び回っているような、可愛らしい魅力を振りまいていたかと思えば、曲が変わると今度は鳳凰の羽ばたきにも似た堂々とした迫力を表したりもする。この表現の幅広さはただ流行のアーティストという言葉では片付けられない。

「When You Fall in Love」がライブ終盤で歌われたときは、なんか泣きそうになった。

ほかにも「You(and I)」で振り付けを一緒にするのが出来たり、

「宇宙をあげる」のスマホライトを振ることが出来たりと、ライブに参加できた感があって満足。上の映像は雰囲気の似た、韓国でのライブの模様です。

ただ個人的には「Hard to Love」が聞けなかったのが心残りでした。

 

 あと記憶に残った事といえば、

・スタッフさんからパルリ!パルリ!と急かされる超高速ハイタッチ会。本場のパルリが聞けてよかったよ。

・「あかほお」ではなく「あかほほ」だった。

・昼公演の赤チケットと夜公演の青チケット、それぞれアン・ジヨンさんの衣装に合わせた色だったらしい。私が見たのは青いプレスリーみたいな衣装でした。

 ・座ってライブを聴けるって、素晴らしい。

 

「次はもっと大きな会場で歌いたい」とはアン・ジヨンさんの言葉ですが、もっと大きな会場で聞きたいとみんなも思ったはず。

小柄な女の子二人組だけども、その存在感は見た目よりも遥かに大きかったです。

行って良かった。