少し前の話題になってしまいましたが、アイドゥルのソヨンさんがカッコいいことになってたK/DAの話です。
さる11月3日に韓国で行われたeSPORTSの世界大会決勝で突如お披露目されたのが、韓国とアメリカの若手アイドル・ミュージシャン4名によるスペシャルコラボユニット・K/DAの「POP/STARS」。
公開と同時に大きな反響を呼んで、MVは2週間あまりで再生回数6400万回を突破してます。すごい。
ゲームの登場人物が組んだという設定のユニットを、実際に韓米のアーティストが演じ分けてステージで歌ったというのが、K/DAの簡単な説明です。
上のPVで言うと、地下鉄車内(ソウル市内のをモデルにしているらしい)でキャップを被って登場しているのがソヨンさんの役で、コインランドリーにいる狐のお姉さんが同じくアイドゥルのミヨンさんの役。
残る2人はNY生まれの19歳・Madison Beer(右から二人目)と同じくアメリカ人シンガー・Jaira Burns(21歳・青白い人)。
ポップカルチャーの最前線っぽい実際のステージ映像がこちら。
KPopとゲームそしてアニメ風CGというポップで楽しくて新しいものを代表する要素が、とても洗練された形でコラボしたように見えるK/DA。
アイドルも普通にPC房へ行くことからわかるように、昔からPCゲームといえば韓国みたいなところがあり、最近では日本でも注目を集めている「競技としてのゲーム・eSPORTS」においても当然のようにその存在感を発揮しています。
一方同じ韓国において新しい大衆文化として同じく勢いを増し続けてきたのが、言わずと知れたKPop。
この韓国における2大ポップカルチャーがここに来て初めて最高の組み合わせを示したのがK/DA「POP/STARS」といえるかもしれません。曲とMV共に非常に高い完成度で音楽的な評価も高く、加えて肝心のゲームファンからも好意的に受けいれられているようで、コラボとして満点の結果を出したようです。
そして、いずれ出会うのは時間の問題だったかもしれないこの韓国二大カルチャーの交流をお膳立てしたのがアメリカのゲーム会社ライオット・ゲームズだったというのも新鮮です。
メンバー4人のきちんとしたパート分けや、ソヨンさんが主役のような存在感を発揮してるラップパートなどから分かるように、この「POP/STARS」はとてもKPopらしい完成度を誇っていますが、作曲を手がけたのはブリトニースピアーズなどに曲を提供しているアメリカの女性作曲家とのこと。
つまりアメリカの人達がKPopを解釈して表現した結果がこの大成功というわけで、その感性と理解力の高さに感心すると共に、いよいよKPopというものが外部から観察され真似される対象になってきたんだなという、その影響の広がりを改めて今回のコラボから感じました。
少し話は変わりますが、この「ゲームはポップで新しくてカッコいいものである」という光景は、日本にいるゲーム好きのひとりとして驚きと共にうらやましさを感じます。
eSPORTSどうこういう話とは別に、日本ではまだこの感覚が全然足りないと思う。
個人的には、日本の場合ゲームというものが長らく一人用の趣味みたいな扱われ方をしてきて、内に籠もるようなイメージを持たされてきた所に理由がある気がします。
ここではそうした状況に変化をもたらすかもしれないものとして「ゲーム実況」の存在を挙げたい。SNSの普及で新たに生まれたエンタメ・コミュニケーション手段です。
既に海外では一つのエンタメジャンルとして定着していますが、ゲームを遊んでる人とそれを見てる人が感覚を共有できるこの新しい形は、日本においてもゲームに「外向き」のイメージを与える上で一定の役割を果たすことが期待できそうです。最近では女優の本田翼さんが始めて話題になりました。
そしてこのブログ的にゲーム実況といえば、そう、我らが宮脇さんです。
ゲーマー・宮脇咲良の姿を見る事が出来るこのチャンネル。果たしてアイズワンが忙しくなるだろうこれからも更新されるのか少々気がかりではあります。
プデュでの猫かぶったような姿しか知らなかった自分には、普通にいまどきの女子という感じの宮脇さんの姿が面白かったので、時々でいいから更新してくれたらと思っています。
それにせっかくだからアイズワンの皆と一緒にやってくれたら面白いことになりそう。ウォニョンさんとかユリさんとかチェイェナとか。Vライブとかと同じでSNS活用のひとつとして考えれば普通に出来そうにも見えますが、どうなんでしょうか。
あと今ひとつ気付いたことが。
私はこのブログでアイドルの方々に敬意を込めて「さん」付けにするのを原則にしてます。自分より明らかに年下でも、たとえば相手が中学三年生であっても、
敬称を使う事にためらいは感じてません。
ですがチェ・イェナ(19)に関しては、全く「さん」付けする気にならない。むしろ呼び捨てにしてやりたいという気持ちの方が強い。
この感覚何なんでしょうか、不思議。