猫から見たK-POP

ガールグループ中心に思ったこと書いてます。

LOLのNewJeansからBABYMONSTERまで

 

LOLの世界大会の決勝セレモニーでニュジがステージを披露

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11月19日高尺スカイドーム、開場に満ちる勇ましい雰囲気にNewjeansが可愛いさで勝とうとしてるようにも見える。

LOL自体はアメリカのゲームながらEsportsとして韓国は強豪国の一つであり、かつ大きな人気を博していることからKPOPアイドルがセレモニーに参加して舞台を披露するのにはそもそも関連性があって、2018年には(G)i-dleのソヨン&ミヨンの2人とIKONのBOBBYが登場したりもした。

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まるでスーパーボウルのハーフタイムショーかと思うほどの豪華な演出からはEsportsとKPOPの相性の良さがよく分かる。今回はおまけにユン大統領の祝辞まであったというから韓国としての力の入れようも並大抵ではない。

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Red VelvetとaespaというSMのガールグループが揃い踏み

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11月の9日と13日とほぼ同時だった今回のカムバは、SMのガールグループがともに非日常を演出するコンセプトであることを改めて感じた。今を時めくNewJeansが日常的で身近な感覚をKPOP的な洗練を通して脚色、具体化させていることと好対照になっている。現在のKPOPシーンにあって特徴の大きく異なる両者がこうして互いに光を投げ合う光景はとても眩しく、そしてNewJeans登場の意義がどこにあるのかがよく分かる関係性にもなっている。

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そしてRed Velvetと言えば2014年デビューから数えてキャリア9年目となり、現在活動中のガールグループの中ではAPINKやMAMAMOOに次いで最古参の一つとなった。間違いなくベテランではあるけれど停滞感やマンネリなど少しも感じさせることなく、第4世代が中心となっている現行ガールグループシーンにおいても存在感を発揮している。

 

BABYMONSTERがデビュー

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第4世代ガールグループの勢力図が大枠で定まりつつある今、そしてBLACKPINKが活動の節目を迎える中で、ついにYGが7年ぶりとなるガールグループ「BABYMONSTER」をデビューさせて注目を集めた。「BATTER UP」自体はYGのガールズKPOPらしく可愛さとかっこよさが共存した、とてもキャッチーで新人のデビューに相応しいものだったと思う。

しかしながらグループはデビュー早々に雑音に取り巻かれている。センターと目されていたメンバー・アヒョンが健康上の理由でデビューには参加しないこと、当面6人組での活動となることが直前で明らかにされた上に、デビュー曲での音楽活動を行わないことを発表するなどしてファンを困惑させた。

そもそも今回のデビュー自体が予定より遅れていたことも、彼女を巡る事情にあったのではと、今では考えられている。

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メンバーを巡るデビュー直後の混乱といえば最近ではLE SSERAFIMを巡るそれを思い出す。でもルセラの場合はデビュー時点で知名度のあるメンバーが複数いたこともあり、欠員を感じさせることなく速やかに復調していった。

ベビモンの場合は全員が新人で、かつその中で人気・存在感ともに頭ひとつ抜け出ていたメンバーの不在ということでより影響は大きい。現時点の6名の姿でも十分に魅力的だけど、実は別にセンターがいるとすればそっちが気になってしまうのは仕方ない。意外なつまずきを見せることになったYGの新グループは、果たして今後どうなる。